Road to Paris2024 Skateboard 〜パリ五輪への道のり〜
東京2020より新種目として大注目を集めたスケートボード。
2023年、いよいよパリ五輪予選が本格的に始動するにあたって現在の状況と出場資格獲得の条件などを今一度おさらい。
□出場枠は??
男女ストリート、男女パーク、それぞれ22名ずつの計88名が出場できます。
2020東京大会より8名多くなりました。
開催国枠としてフランスにはストリート、パーク共に男女1名ずつの枠が与えらえれ、国際オリンピック委員会(IOC)の
第三者委員会で決定するユニバーサリティ枠も開催国枠と同数が確保されています。
残りの80枠(各種目男女20名ずつ)は本大会までに行われる指定のコンペディションの結果に基づいて割り当てられ
1競技につき1つの国から最大で3名(最大12名)が出場できる規定になっています。
□出場するには??
2024年6月24日時点でオリンピックワールドスケートボードランキング(OWSR)に名を連ねている事が条件となります。
複数の大会でランキングポイントの獲得の対象となり、世界選手権、オリンピック予選大会シリーズ、プロツアー、5スターイベント
、3スターイベントの順でポイントの獲得の大きさが異なります。
2022年6月22日~2024年6月23日がオリンピックワールドスケートボードランキングのポイント取得期間となります。
□前回大会からの変更点
各大陸選手権は3スターイベントのランク付けとなり、国内選手権の結果はオリンピックポイントは獲得できなくなりました。
ストリート競技の競技フォーマットがすでに発表され、前回大会から変更された。
まず「ラン」という45秒間の滑走を2回行い、高い方の点数がカウントされる。
その後に「トリック」という1つの技を採点する試技を5本行い高いスコア2つを合算したものがカウントされる。
それぞれ一回の試技につき0点~100点で採点される。
この「ラン」と「トリック」の合計が最終スコアとして決定する。
前回の東京大会は「ラン」と「トリック」合計7回の試技の全体の中から高いスコア4本の合計スコアでした。
この変更により、戦術も大きく変わってくるのでその辺りも注目ポイントとなりそうです。
□オリンピックワールドスケートボードランキングを獲得できる大会のスケジュールが徐々に明らかになっています。
これから熾烈な出場権獲得争いが始まりますが、前回大会とルールを始めコースの主流も変更されつつあります。
どのライダーが有利に戦うか、また新たな世代のライダーがこれまでの経験値を持ったライダーに立ち向かうか。
勢力図が2年でガラリと入れ代わることの多いスケートボードコンテストシーンは今後も眼が離せない。
CURRENTは今後もオリンピック予選から本戦まで追いかけていきます。
●今日 ○イベント開催日