舞台はSLS TOKYOへ。堀米雄斗が語った大会直前の想い
スケートボーダー堀米雄斗が、8月12日(土)に有明アリーナにて開催されるSLS TOKYO(大会名称:2023 SLS CHAMPIONSHIP TOUR – TOKYO presented by Nikon)に出場するためアメリカから帰国し、都内で取材に応じた。
直近のX Games California 2023では2つの金メダルを獲得している一方、「World Skateboard Tour :ローマ・ストリート 2023」では準々決勝で敗退するなど、パリ五輪予選大会では思うような成績を残せていない状況だ。そんな中、堀米は今後のパリ五輪に向けての想い、そして今週末に開催されるSLS TOKYOについての意気込みを取材陣に向けて語った。
久々の日本に帰国されていかがですか
堀米雄斗(以下 Y):今月はNIKEの靴のイベントや、作成している映像も最終段階に入っていたりと、色々とバタバタしているんですがSLS TOKYOも今週末にあるので、まずはそこに向けて調整していきたいです。
直近ではX Gamesで2つの金メダルを獲得されましたね
Y:X Gamesは久々のカリフォルニア開催でいつも以上に盛り上がりもあったので、滑っている時もすごく楽しかったです。スケートパークもいつもとは違う造りでベンチュラの街をイメージしたデザインになっていたので、そういった点でも滑っていて楽しかったです。
そして今回は、昔のX Gamesのストリートのコースをイメージして作られたパークだったのですが、本当のストリートっぽくて難しいところもありましたね。でも昔から映像で見ていたX Gamesのパークで滑ることが出来た感覚なので、そこでみんなとセッションできたことが何より楽しかったです。
パリ五輪予選大会に関してはいかがですか
Y:今はあまりオリンピック予選大会で結果を残せていないのですが、あと何回かオリンピックに向けての大会があるので、自分と向き合って諦めないで頑張って、パリ五輪に出られるように頑張りたいです。
パリ五輪に向けてはどういった思いがありますか
Y:ちょうど1年後に開催される中で出場できるかもわからないし、スケートボードをしている以上は常に怪我もつきものです。そういった面にも向き合いながら最後まで気を抜かずにパリ五輪のチケットを獲得したいです。
東京五輪からは2年がたちましたが、自分自身で成長した部分などは感じますか
Y:初めてのオリンピックを経験してから周りも変わったし、自分も大きく変わりました。その中で様々なことを経験してきて、「自分に何が必要なのか」とか「本当にやりたいこと」を見つけられてそれに向けて頑張れています。なので今はすごく充実した日々を送れています。
今週末のSLS TOKYOの意気込みをお願いします!
Y:日本で初めてSLSが開催されるということで、自分も楽しみだし日本の皆も楽しみにしていると思います。自分の良い滑りがそこで出来たら良いなと思いますし、SLSはスケートボードに特化して世界からトッププロが集まるハイレベルな大会だと思います。大会に出る以上は優勝を目指してやっているので頑張るのは当たり前ですが、自分のやりたい技をこのSLSで決めたいです。
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