Road to Paris2024 Skatebaord Park Womensースケートボードパーク男子、パリオリンピック予選ランキングを考察 | CURRENT

Road to Paris2024 Skatebaord Park Womensースケートボードパーク男子、パリオリンピック予選ランキングを考察

| 2023.06.05
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先日2024パリ五輪予選、スケートボードパークがアルゼンチンのサンファンで開催された。
来年開催のパリオリンピック予選の第2戦となった。

サンファン大会終了時点でのオリンピック予選ポイントランキングと共に振り返りたいと思います。

今回のパリ五輪予選第2戦のアルゼンチン大会はまずオリンピックポイントランキングトップを走るアメリカの
ジャガー・イートンが決勝では一本もフルメイクを出来なかった。
安定感に定評のあるジャガーだがこの日は終始精彩を欠き、まさかのノーメイクに終わった。
東京五輪ゴールドメダリストでオーストラリアのキーガン・パルマーは1本目をフルメイクの後、アクシデントなのか、パークから出た後倒れ込んでしまう。
アクシデントの影響により、2本目、3本目はパスとなったが、一本目のフルメイクの84.13ポイントで3位表彰台となった。
バーチカルでも活躍するアメリカのトム・シャーが2本目に見事1本目のミスをリカバリーし、84.51の高得点で2位表彰台。
今大会優勝したのはスケートボード王国と言っても過言ではないブラジルからの新鋭、ルイジ・チニだ。
オーグスト・アキオペドロ・バロスペドロ・キンタスらが毎回国際大会では決勝常連に名を連ねる中、
今回のアルゼンチン大会では一本目に完璧な滑りを見せ、85.74のハイスコア。
このスコアを上回れることはなく優勝を果たした。
オリンピックポイントランキングもさることながら、ブラジル国内での代表争いも熾烈な中、今回の優勝で一気にブラジル内でも3番手にアップした。
日本人最高位は、成長著しい永原 悠路が決勝進出まで後一歩というところまで迫る10位。
着実に大会を経験する毎に順位を上げているので、第3戦では決勝進出への期待が高まる。



ここからは2023年6月5日時点でのオリンピックポイントランキングと共に現状を考察したいと思う。


アメリカがトップ20の中に8名入り、次いでブラジル、オーストラリアのライダーが4名ずつ、入る3カ国
が強豪国として名を連ねている。
ここで気になるのが、「各国3名の出場枠」というレギュレーションだ。
まず最もトップ20入りしているアメリカはジャガー・イートン(1位)、トム・シャー(3位)、テイト・カリュー(4位)までか国内トップ3、Xgamesを制した経験を持つ実力者リアム・ペイス(9位)をはじめ、ギャヴィン・ボットガー(11位)、タイラー・ネイ(13位)、ジョシュ・デレクセン(14位)、ヘイマナ・レイノルズ(16位)の5名が現在パリ五輪出場権を獲得出来ない可能性が高い。
ブラジルはオーグスト・アキオ(2位)、ペドロ・バロス(5位)、そして今回のアルゼンチン大会を優勝し一気にジャンプアップしたルイジ・チニ(7位)が国内トップ3に。
世界大会常連の実力者、ペドロ・キンタス(18位)がこのままでは出場権が与えられない可能性が。
オーストラリアも前回の五輪ディフェンディングチャンピオン、キーバン・パルマー(6位)、キーラン・ウリー(8位)、アッシュ・ウィルコメス(12位)までが国内トップ3。
オーストラリア期待の新星、キーファ・ウィルソン(19位)が出場権獲得とならない可能性がある。
この3カ国はオリンピックポイントランキングだけでなく、国内の順位も熾烈な争いとなりミックスアップ効果でさらにレベルが上がっている印象だ。

上記の11名が各国枠から漏れた場合、以下の選手が繰り上がりでの出場権の可能性が出てくる。
21位のハンプス・ウィンベルグ(スウェーデン)、前回の2020東京五輪にも出場したレジェンド22位のルーン・グリフバーグ(デンマーク)、こちらも前回東京2020五輪に出場した実力者、23位のダニー・レオン(スペイン)、24位のエリアス・ニールセン(ノルウェー)、27位のアレッサンドロ・ソルジェンテ(イタリア)、28位のキコ・フランシスコ(フィリピン)、29位のテイラー・エドマイヤー(ドイツ)、31位のヴィクター・ソルムンデ(デンマーク)、33位のヤム・べハー(イスラエル)、34位のイヴァン・フェデリコ(イタリア)までが出場できる可能性がある。

日本勢は17位の永原 悠路が最高位でトップ20位にも入っているのでこのままいけば文句なしでパリ五輪出場権を獲得となる。
そして、現時点で44位の笹岡 健介は出場権ないの34位のイヴァン・フェデリコ(イタリア)のポイント差は
1385ポイント差と十分に1度の大会の結果次第で逆転できるポイント差となっている。
決勝に勝ち上がると大きなポイントの獲得につながるが、予選と準決勝でもポイント差が大きいため、準決勝に勝ち上がることも非常に重要なポイントランキング争いの要素になるということが言える。
各大会での優勝争いも当然要注目だが、出場権争いのトップ20入りと各国のトップ3入りの争いも注目だ。
こちらも当メディアでは最後まで追いかけて行きたいと思うので是非注目してみてください。

男子の注目選手は、トップ20に8名入っているまさに「スケートボードパーク王国」アメリカの中でリアム・ペイスに続く5番手の順位につける16歳、ギャビン・ボットガーだ。

小柄ながらパワーとスピード溢れる滑りだが、バリアルフリップインディなどのテクニックも併せ持つ期待の
次世代ライダーだ。
アルゼンチン大会のファイナルでも2本目までミスし後がない状況で3本目を見事フルメイクするメンタルの強さも見せた。
まだ荒削りな滑りの印象だが今後精度が上がっていけば世界のトップ争いに十分絡んでくるライダーだ。


今後はオリンピックポイントランキングや注目ライダーも引き続き追いかけて行きます。





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