【勝利予想】SLS SUPER CROWN 2025の優勝者は誰だ!?CURRENT編集部が独断と偏見で優勝者を予想! | CURRENT

【勝利予想】SLS SUPER CROWN 2025の優勝者は誰だ!?CURRENT編集部が独断と偏見で優勝者を予想!

| 2025.12.07
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2025年12月6日〜7日にブラジル・サンパウロで行われるスケートボード・ストリート競技のプロツアーである「Street League Skateboarding(SLS)」の年間王者を決める「SLS SUPER CROWN 2025」。男女ともに日本人選手勢も多く出場する今大会。パリオリンピックの金メダリストである堀米雄斗吉沢恋、先日の北九州で行われたWST Kitakyushuの優勝者の白井空良なども出場するなど日本中のスケートボーダーが注目している大会だ。

今回は大会直前にスケートボーダーであるCURRENT編集部のライター陣が独断と偏見で勝利予想!ライダー目線で考える今回の勝利予想を参考にしながら、色んな角度から是非今回の大会観戦を楽しんでほしい。

編集者 U の勝利予想

■ 女子

©︎SLS

◎ 本命:赤間凛音

理由:怪我明けだがワールドスケート小倉で実戦感覚を取り戻し持ち技の安定感は健在、SLSルールでは安定した強さを発揮。

○ 対抗:織田夢海

理由:史上最高得点保持者で当該トリック(キックフリップフロントサイドフィーブル)の安定感が増している。

△ 要注意:ライッサ・レアウ

理由:実戦からしばらく遠のいているがベーススキルは現在女子ライダーでは群を抜いて高い。

× 大穴:上村葵

理由:ツアー戦優勝からSLSルールへの適応、女子では彼女しかやらないベネットグラインドの安定とその次のトリックへの期待。

■ 男子

©︎SLS

◎ 本命:白井空良

理由:数々の世界タイトルを持つがこのスーパークラウンはまだ獲得していないので意欲十分、ここ数戦でも抜群の勝負強さを発揮している。

○ 対抗:ナイジャ・ヒューストン

理由:SLSでの強さには説明出来ないものを感じる、経験でのアドバンテージは他を寄せ付けない。

△ 要注意:ジオバンニ・ヴィアンナ

理由:ランがベースアップすれば表彰台の頂点も見えるが現状シングルトリックでの安定した表彰台が現実的か。

× 大穴:クリス・ジョスリン

理由:一発の破壊力と一度波に乗ると誰も手がつけられなくなる、最近のSLSのフィールドがジョスリンに向いてる傾向も。

編集者 T の勝利予想

■ 女子

©︎SLS

◎ 本命:クロエ・コベル

理由:今年の大会実績とトリックの引き出 しの多さ。長めの丸レールで50−50グラインドフリップアウト、ノーズグラインドノーリーフリップあたりにトライしメイクできるかどうか。

○ 対抗:ライッサ・レアウ

理由:バックサイドスミスグラインドなど外さない技で確実な順位を固めてくるはず。キックフリップインのレールトリックが決まるかが鍵になるかと。

△ 要注意:赤間凛音

理由:得意のバーレーグラインド。ランには先週のワールドスケート決勝にトライして惜しくも乗れなかったビックスピンヒールフリップを組み込んでくるかどうか。

× 大穴:上村葵

理由:ワールドスケートに出場しているスケーターに比べコンディション良好かと。ベネットグラインド、バックサイドスミスグラインドに加えバックサイドノーズブラントスライドが決まれば一気に頂点かと。

■ 男子

◎ 本命:ナイジャ・ヒューストン

理由:SLS最多優勝の底力は調子の良し悪しに関係せず。2025を締めくくるスーパークラウン、マイアミぶり約半年ぶりの優勝に向けて他の大会以上に完成度を上げてくるかと。

○ 対抗:白井空良

理由:先週のワールドスケートの優勝の勢いと今年の調子の良さから。

△ 要注意:小野寺吟雲

理由:SLS TAKEOVER LASVEGASの優勝の勢いと現地ブラジルでの自身JARTプロデッキリリース。プロ昇格の勢いを大会の流れに乗せてくるかどうか。

× 大穴:フェリペ・グスタボ

理由:母国ブラジルの開催とパパになる前、おそらくラストのSLS大会。回しイン回しアウトが決まると番狂せかと。

編集者 O の勝利予想

■ 女子

©︎SLS

◎ 本命:ライッサ・レアウ

理由:高難度の回し系からレールトリックまで軽々とまとめる総合力が頭2つ抜けている。メイク率の高さは現役トップクラスで、地元開催の後押しも含めて優勝候補筆頭。

○ 対抗:織田夢海

理由:キックフリップフロントサイドフィーブルグラインドを軸に、今年は技の完成度と安定感がさらに際立つ。シングルトリックでどこまでバリエーションを出せるかが勝負の鍵。

△ 要注意:クロエ・コベル

理由:テクニックはもちろん、勢いに乗った時の爆発力が魅力。スピードとバイブスがハマれば、止められない。

× 大穴:吉沢恋

理由:ビッグスピンフリップフロントサイドボードスライドからのコンボ精度が上がれば、一気にパリ五輪の再来もありうる。ランでどれだけ伸ばせるか。

■ 男子

◎ 本命:ナイジャ・ヒューストン

理由:ここぞという場面で発揮する集中力と勝負強さは、まさに規格外。SUPER CROWNというプレッシャー下でこそ確実に決め切る強さは健在で、依然として王者候補。

○ 対抗:白井空良

理由:オリジナリティの高い技を驚異的な精度で仕上げてくる近年の安定感は突出。ナイジャ相手でも真っ向勝負できる実力を持つ。

△ 要注意:グスタボ・リベイロ

理由:トレフリップノーズブランドスライドなど、キレのあるボードコントロールが武器。ランでしっかりまとめられれば、一気に表彰台が現実的になる。

× 大穴:フェリペ・グスタボ

理由:メイン・スイッチを遜色なく高い完成度でまとめるラン構成は大きな魅力。シングルトリックでインパクトを出せれば上位争いに絡む可能性は十分。

最後に

今年最後の世界大会となる今回のSLS SUPER CROWN 2025。勝利予想がどれだけ当たったかは大会後に答え合わせができればと思う。ただ一つ大前提として確実に言えるのは今回の勝利予想が大きく外れることもあり得るくらい各ライダーのレベルは拮抗していて、そのレベルは毎大会ごとに上がり続けている。誰が優勝してもおかしくない今大会。日本人選手を含め誰が新たな歴史に名を刻むのか。今週末はSLS SUPER CROWN 2025から目が離せない。

東京2020オリンピックを境にますます注目を集めるコンペティションシーン。 それらを横目に変わらず進化し続けるストリートシーン。 CURRENT編集部では両シーンがクロスオーバーし、加速する近代スケートボードを独自の目線で情報をお伝えしていきます。
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