伝統のコンテスト「Tampa Pro 2023」開幕
世界最高峰のコンテストの一つ、「Tampa Pro」が現地時間2023年3月3日〜3月5日で開催される。
スケートボードのコンテストと言えば、近年は「X games」「Street League」「オリンピック」を想像する人が多いと思いますが、アメリカのタンパにて伝統のコンテストがあるのをご存知だろうか?
アメリカ合衆国の東海岸南部に位置するフロリダ州タンパ、このタンパの地に老舗のスケートショップ「Spot skateshop Skate park of TAMPA」というショップとパークを運営している地で伝統的に開催されているコンテストが「Tampa Pro」だ。
コンペディションライダーだけでなくストリートのムービースター、またはベテランやレジェンドスケーターまでが参加し、世界中のプロスケーターがこの「Tampa Pro」という最高の栄誉を求めてフロリダの地に集結し、世界一を決める。
同開催地にて「Tampa Pro」への登竜門として世界中の予選を勝ち抜き世界一のアマチュアを決める「Tampa Am」では2018年に池田 大亮、2019年根附 海龍、2020年はコロナのためオンライン開催、2021年青木 勇貴斗、そして昨年の2022年は2018年チャンピオンの池田 大亮の弟、池田 大暉と日本人ライダーが4連覇している。
そんなSPoTが今年30周年という節目を迎え、伝統のコンテスト「Tampa Pro」も29回目を迎える。
このコンテストの面白い要素が、毎年同じ場所のスケートパークでの開催だがコースが開催毎に変わるのだ。
おそらくこのようなスケートパークは世界中探してもこのSkatepark of TAMPAだけだろう。
近年の歴代チャンピオン
2010年 ポール・ロドリゲス
2011年 デニス・ブセニッツ
2012年 トーリー・パドウィル
2013年 ルアン・オリベイラ
2014年 ナイジャ・ヒューストン
2015年 ルアン・オリベイラ
2016年 シェーン・オニール
2017年 ルイ・ロペス
2018年 ジャガー・イートン
2019年 カルロス・リベイロ
2020年 ナイジャ・ヒューストン
2021年 シェーン・オニール
2022年 ジェイミー・フォイ
歴代優勝者を見てもコンペディションスターとストリートムービースターが名を連ねている。
過去には今やリビングレジェンドのエリック・コストンやThe BOSSことアンドリュー・レイノルズ、トランジションマスターのスタイラー、トニー・トルヒーヨなどが歴代王者になるなど、まさに伝統的なコンテストと言える。
また昨年の大会では最年長59歳のレジェンドライダー、ロン・アレンが出場し会場を大いに沸かした。
10代から50代までの年代を超えたライダーが参加し、盛り上がる世界大会は「Tampa Pro」ならではの光景だ。
このコンテストでの日本人の優勝はまだ無く、2019年に3位表彰台に立った池田 大亮が最高順位。
今年は日本からは五輪王者の堀米 雄斗、連続出場となる根附 海龍に池田 大亮が出場。
日本人初チャンピオン誕生なるか要注目。
決勝は日本時間3月5日深夜にSkatepark of TampaのYoutubeチャンネルにてライブ配信予定。
https://www.youtube.com/@SPoTTampa
●今日 ○イベント開催日
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